なんとも、なごやかーなティータイム。
フランス人のパトリックさんのお話の上手なのに、まずはびっくり。日本人でも、あんなにきちんと、話すのはむずかしいことです。
パトリックさんは、とても勉強家なのですね。日本人は閉鎖的との御指摘、本当にそのとおりだと思います。個人差はあるけれど、やっぱり残念ながらそういう風に感じるんだなあ!
ドイツ人のカタリーナさんも、なんだかもう寺井の人になりきっているようで、びっくり。
特別な場所や、特別な生活ではなく、日常そのままの日本を味わいたいと思っていらっしゃるのが分かりました。
私も、外国へ行ったらやっぱり、その国の家庭のごくごく普通の生活をしてみたいと思います。家庭料理を食べて、誰でもが行く店で買い物をしたいですね。
お二人とも、ご自分の国や言葉をとても大切に思っていらっしゃいます。当たり前なんだけど、なんかいいですね。日本人の多くが、なぜかアメリカを真似をしたがることや、英語ばかりを学びたがることについて、?????だそうです。
確かに、それもそのとおり。 変ですよね。でも、私としてはやっぱり英語は話せたほうがいいと思います。少しでも多くの人(世界中の)と、お話ができて、仲良くなれたらいいなあ!
アンナは、カナダにはたくさんの人種がいるし、いろんな人がいて当たり前になっていると教えてくれました。
島国で、単一民族(一応)の日本は、やっと、いろいろな人を受け入れようとし始めています。 いいことです。少しでも早く、日本以外の国の人を自然に感じられるようになりたいものです。
それから、英語は、発音が正しくできなくても大丈夫。 出来なくて当たり前。 気持ちが通じることが大切だと言われて、とても納得(?)してしまいました。と同時に、なんだかホッとしました。 日本人の発音コンプレックスは捨てましょう。
大学のことについても、いろいろ日本とは違っています。皆さんご存知のとおり、日本ほど入るのが難しくて出るのは簡単なところはないようですね。
勉強したい大学を選んで、入学し、そこで本気でやりたい勉強をいっぱいして、力がついたら卒業する。そんな当たり前のことが、日本では出来ないのが残念だと改めておもいました。
わが子は、フランスかドイツかカナダの大学へ行ってもらおうかしら! ・・・・・でも、30歳、40歳になっても卒業できなかったりしたら大変ですね。
ケーキとコーヒーは、とてもおいしかったし、3人のお話もとてもおいしかったし、出席者の皆さんのいろいろな質問で、たくさんの味を知ることが出来て、本当に、ステキなサロンでした。
もっと時間があれば、まだまだ、お話がしたかったと思います。あっという間の2時間でした。
また、いつかこんなサロンがあったら、ぜひ皆さんいらしてみては!
(文:喜多 泉、 写真:小村佑子・田丸章子) |